こんにちは、ハロハロホームで働いているフィリ子です。
お客様で
仲介業者を通すと手数料がかかって高いじゃん?現地で直接購入するのがいいと思うんだけど。
という方が一定数います。
確かに投資をする上で、初期投資の価格をいかに抑えることができるのかというのはとても重要なことの一つです。
ですが、フィリピンでの取引やフィリピン人とのやり取りに慣れていない方がそういったことをする事は、フィリピンの不動産投資の現場で働いているフィリ子にとっては
「そんな危ない橋を渡るなんて、値段に見合わない!」
というのが率直な感想です。
今回はフィリピン不動産を「現地で安く直接購入」した際のメリットとデメリットを、不動産投資現場で働いているフィリ子がお伝えしていきます。
- フィリピンの不動産投資をしたい
- 百戦錬磨の現場の声を知りたい
- どうやったら安く購入できるか
などなど気になる方に参考になる内容となっています。ぜひご一読ください。
フィリピン不動産を安く購入する方法
フィリピンの不動産を安く購入しようとすると
- いつ
- 誰から
購入するのかというのがとても大切です。
これをしっかりと知っておくことでいい物件をお得な価格とサービスで購入することができるのです。
”いつ”フィリピン不動産を購入するのか
フィリピン不動産を最も安く購入しようと思うと、購入するタイミングはプレビルドとなります。
中古物件もありますが、ピンきりですので今回は割愛します。
その他の購入時期についてはこちらで詳しく紹介しています。
【関連記事】【フィリピン不動産の基礎知識】プレビルド、RFO、リセール(中古)の違いとは?
”誰から”フィリピン不動産を購入するのか
次に、安く購入しようと思うと「誰から購入するのか」というのが大切です。
プレビルドの物件を購入しようと思うと、次の3つの方法があります。
- 日本人の不動産仲介会社から購入する(購入価格最高値)
- フィリピン人のブローカーから購入する(購入価格中間)
- フィリピン人のディベロッパーの社員から購入する(購入価格最安値)
です。
実は、不動産を購入する際にはたくさんの人が挟まっています。
例えば
- 日本人の不動産仲介会社から購入する
- フィリピン人のブローカーから購入する
だと
デベロッパー→各ディベロッパーのブローカー→仲介業者→お客さん
このような流れになっていることが多いです。
日本人は人件費が高くなるので、フィリピン人ブローカーから購入するほうが安くなることが多いです。
そんな中で
3.フィリピン人のディベロッパーの社員から購入する、の場合は
デベロッパー→デベロッパーの社員→お客さん
と、間に入る人の数が少なくなります。その分仲介手数料も少なくなりお客さん(購入者)からすると安く購入することができます。
ですが、「誰から購入するか」はかなりリスクをとって購入価格を安くしている行動。
- フィリピン人とのやり取りに慣れていない
- 英語の書類を読むことができない
- はじめてのフィリピン不動産投資
という人には心からオススメしない方法です。理由はデメリットが大きすぎるからです。
そのデメリットとは何なのか、メリット・デメリットを比較しながら見ていきましょう。
フィリピン不動産を「誰から購入するか」のメリット・デメリット
フィリピン不動産を購入する際には「誰から購入するか」で費用を安くすることができるというのがわかりました。
- 日本人の不動産仲介会社から購入する(購入価格最高値)
- フィリピン人のブローカーから購入する(購入価格中間)
- フィリピン人のディベロッパーの社員から購入する(購入価格最安値)
こうしてみると
やっぱり最安値のデベロッパー社員から直接か、フィリピン人ブローカーから購入するのがいいんじゃないの?
と思う人が多いです。
でも、これは実はとてつもなくリスキーな行為なんです。
フィリピン人のブローカーから購入する場合のメリット・デメリット
やっぱりこういうのは現地の人が一番良く知ってるでしょう。
と考える人もいるかもしれません。
メリットは確かにそういうところかも。
ですが、デメリットが大きすぎます。
フィリピン人のブローカーから購入するのはフィリピン不動産を購入する際、一番オススメできない方法です。
そもそも、フィリピン人ブローカーはどういう人かというと、フィリピンのショッピングモール等に行くと出会うことができます。
モールの一角には、フィリピン不動産のブースがあり、その周りでフィリピン不動産のビラを撒いているフィリピン人がいます。
こういう人がフィリピン人ブローカー。
彼らは、たいていの場合はただのアルバイト。
不動産のプロでも、デベロッパーの社員でもありません。
彼らはフィリピン不動産を販売した際のディベロッパーからの紹介料狙いで、この仕事をしています。
フィリピン不動産を”購入するまで”は、とてもきめ細かいフォローや連絡があります。ですが、”購入した後”のフォローをする人は、非常に少ないのです。
また、こういう人たちは、
- なぜその物件がいいのか
- 利回りは何%か
- 転売価格の予想
など、購入者側にとって重要な投資情報を理解して販売している人が少ないです。
そして、購入後に連絡が取れなくなってしまった場合、
- 支払い方法
- 物件竣工時の鍵の受け渡し方法
がわからないという問題が起こりがち。こういったことはかなり多いのでフィリピン人ブローカーは気をつけたほうがいいです。
フィリピン人のディベロッパーの社員から購入する場合のメリット・デメリット
デベロッパーの会社の社員から買うなら確実でしょ!しかも安く買えるならかなりラッキー
もちろん、メリットとして「安く買える」ということがあります。
ですが、注意点としては、担当してくれている社員と突然連絡がつかなくなってしまうケースもあるということ。
部署異動や退職により、突如連絡がなくなるというのは日本より頻繁にフィリピンでは起こります。しかも引き継ぎとかほぼありません。
ディベロッパーも作っている物件は何件もあります。物件が完売したら、次のプロジェクトに移動するのは、会社として自然なこと。
納期が遅れがちなフィリピン不動産のコンドミニアムでは、スムーズな鍵の受け渡しや、内装工事をするためにも、常に連絡ができる信頼できる社員を見つけることが大切です。
日本人の不動産仲介会社から購入する場合のメリット・デメリット
日本の会社が入ってるって…手数料かなり取られて高くなってそうだから嫌だな。
たしかにそういったデメリットもあるかもしれません。
ですが、フィリピン不動産を購入する際は、日本のフィリピン不動産に精通した会社を介すのが最適です。
ここで気をつけたほうがいいのは日系の会社だからといって、現地にオフィスを構えず、日本でだけフィリピン不動産販売の仲介をしている個人・業者。これは極めて危険です。
こういった業者がつながっている先が先に上げたフィリピン人ブローカーやデベロッパー社員の場合、フィリピン側でトラブルがあった時に、日本の会社とも連絡手段を失う可能性がでてきます。
こういうことからもフィリピンできちんとオフィスがあり、長年やっていて実績のある会社を選ぶというのが大切です。
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