米誌「U.S.News & World Report」がまとめた有望な投資先ランキング「Best Countries to Invest In」で、フィリピンが世界第1位に選出されました。
今、フィリピンへの投資がとても熱いです。
ですが、そういうニュースがあっても現状が伴っているかどうかは別と考える人も少なくありません。
それもそのはず、投資の世界では「靴磨きの少年が株式投資を語りだすようになったら…」という、「世間のあらゆる人がその投資に注目をし始めたら、その投資はもう値崩れする」という常識があります。
フィリピン投資も「ここまでいろんな人に語られていたら、もうチャンスはないんじゃないか」と考えるのが普通です。
私は今、実際フィリピンに住んでいて、フィリピン不動産に投資している人から話を聞く機会がいくつかあります。
今回はそういうフィリピン不動産投資の先輩方から聞いた「フィリピン不動産は本当に儲かるのか?」という話をここだけの話でお伝えします。
フィリピンの不動産価格を世界と比べてみよう
不動産投資をする際の1つの基準、見比べとして、各国の高級コンドミニアムと現地の高級コンドミニアムの比較があります。
こちらは、2019年の最新のデータ。
- フィリピン
- バンコク(タイ)
- シンガポール
- ニューヨーク(アメリカ)
- ロンドン(イギリス)
- 香港
を比較。
この図乗っ通り、フィリピンは香港に比べると、20分の1の価格。
バンコクと比べてもと半分近くの価格なのです。
これは何を意味するかというと、まだまだ伸びしろがあるということがよくわかりますよね。
実際に投資した人は儲かっているの?
ここからはデータに基づいた話というよりも、私が個人的に聞いたお話です。
友人の場合
フィリピンでビジネスをしている私の友人。日本人です。
フィリピンとの関わりはもう7年以上です。
メトロマニラ内に今はいくつかの不動産を所有しています。
教えてもらった2つの不動産の話をここでお伝えしようと思います。
1つはメトロマニラ内でも南の場所。空港からはほど近いですが、ストリートチルドレンも多く治安がいいといえるような場所ではありません。
そんな場所にあるコンドミニアムの1室を5年ほど前に400万円で購入。
このコンドミニアムの同じタイプの一室は現在、500万円〜600万円程で取引されています。
このコンドミニアムの場合はどちらかというと現地の人向けのコンドミニアムです。
立地的にも富裕層向けではない印象です。
もう1つは中心地にあるコンドミニアム。
こちらも中古のコンドミニアムを4年程前に購入。
実際にいくらの値上がり益があったのかまでは教えてもらっていないのですが、確実にプラスの数字をあげていると教えてもらっています。
先輩の場合
私の先輩はフィリピンのマニラで駐在員をしています。
約2年前に日本からマニラへ赴任。
赴任とほぼ同時期にメトロマニラの中でも中心地に位置する場所で投資用の不動産を購入しました。
結果から言うと、この投資は成功。
2年後の今現在は、当時の2倍もの販売価格になっています。
中心地であるということ、人気のエリアであるということ、不動産投資に向いている物件であるということなどが成功の大きな決め手になっています。
ネットで見かけた失敗談
ここまででは2人の成功談をお話しました。
ここからは失敗談のお話も。
ネットで見かけたお話なので、信憑性がどこまであるのかは確実ではないのですが、写真や図面も多数掲載されています。
不動産投資で失敗してしまわないためにも、「同じ轍を踏まない」という意味で紹介していきます。
日本人でサラリーマン大家である、「ひろ*」さんのお話。
もしかしたらご存知の方もいるかもしれません。
ひろ*さんはフィリピンのコンドミニアムのプレビルド物件を3戸購入。ですが立て続けに「失敗」してしまうという悲しい結果が待っています。
ひろ*さんの購入物件は
1戸目
- 物件概要:2BR(ベッドルーム)、41.61平米のコンドミニアム
- 価 格:430万ペソ(当時の日本円で860万円程度)
- 購入方法:4年かけて35%を分割払いし、4年後の引渡時に残りの65%を支払う
- 初期費用:代行手数料の40万円と初月支払の24万円が必要
2戸目
- 物件概要:1BR、36.29平米
- 価 格:640万ペソ(日本円で1,300万程度、キャンセル物件で割安ということでした)
- 購入方法:3年かけて20%を分割払いし、引渡時に残りの80%を払う
- 初期費用:予約手数料75,000ペソのみ(本体価格に充当されるのが嬉しい。さすがデベロッパー直販案件)
3戸目
- 物件概要:1BR、59平米の物件
- 価 格:630万ペソ(日本円で1,300万円程度)
- 購入方法:2年かけて10%を分割払い、3年目に残りの80%を払う計算
( 完成は2018年予定。完成前に残金全額を支払う ) - 初期費用:予約時に頭金10%(予約手数料50,000ペソのみ。本体価格に充当されるのが嬉しい)
引用元:https://www.kenbiya.com/ar/cl/kokuhaku/tc-hiro/5.html
となっています。
ひろさんの状況は
- 1戸目を視察なくトントン拍子で購入&契約
- 1戸目の損をなくそうと慌てて2戸目も購入&契約
- ナンピン買いでどうにかしようと3戸目を購入&契約
- 視察に行くと、内装はボロボロの新築物件
- 完成前に売り出しをするも購入が決まらないので融資を申し込み
- 誤った送金履歴、デベロッパーのミスで融資がうまく進まない(フィリピンあるある)
- 確認を重ねたにもかかわらず、融資にまだペナルティが残っており、支払わないと融資をキャンセルすると…(フィリピンあるある)
- 工事の遅れで完成の目処が立たない
- 立地などによりなかなか買い手がつかない
- フィリピンの適当な事務処理、「遅れる」連絡にイライラ
という、フィリピンの悪いところを詰め合わせにしたような体験をされています。
結局ひろ*さんは、3戸全ての物件を手放し「損切り」をされています。
儲かる物件と損をする物件
実はフィリピンには「売れる物件(利益の出る見込みのある物件)」と「売れない物件(ほぼほぼ損をするであろう)」という物件があります。
この物件の見分けはほぼ経験から蓄積されるものであり、現地にただただ住むだけではわからない部分もあります。
フィリピンでは「プレビルドで建築資金を回収して、資金があつまらなければ建築が途中で止まってしまう」なんていう悪夢のようなことも起こります。
こういうのを見分けることができるかどうかが、フィリピンでの不動産投資を成功させることができるかどうかという鍵を握っています。
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フィリピンの不動産に精通し、「売って、テナントも見つけて、管理もしてくれる」というものを実現しています。
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