フィリピンインフラ状況を知るのは、今後投資をしようと思っていれば知っておいて損はない情報です。
なんといっても、インフラは経済の発展に欠かせないもの。
大抵の場合、生活インフラといえば
- 電気
- ガス
- 水道
- 通信
- 交通
のことを指します。
前回は交通のことを取り上げました!
今回はその中でもフィリピンのインターネット・通信事情について取り上げていきます。
- フィリピンの発展を知りたい
- 経済の成長がどうなっているのか知りたい
- 投資を考えている
という方はぜひ一度目を通してチェックしておくのがオススメです。
フィリピンのインターネットといえば
フィリピンのインターネット、あなたはどういう印象がありますか?
- サクサク繋がる?
- 料金が安い?
いえいえ、そんなことありません。
フィリピンのネット回線、驚異的に遅い。 pic.twitter.com/Nws3xeIUe8
— 水野トビオ (@tob_mizuno) 2017年6月1日
「今日ネット遅いね…」「雨だからだね…」って会話で諦めがつく国、それがフィリピン
— もえやん🇵🇭セブ島マーケター (@om180611) 2018年11月20日
フィリピンはネット環境が良くない。日本じゃ考えられないくらい速度が遅い。島が沢山あって海底ケーブルを通すのが大変らしい。#ネット難民 #イモトのwifiは島の田舎の方は全く繋がらない
— marinQQ (@marinQQ) 2019年4月29日
今のフィリピンのインターネットの現状はかなり悪いです。
- 雨でネット速度が遅くなる
- Youtubeをダウンロードするのに数日かかる表示
- ネットサーフィンしていても、ページの読み込みに10秒は待つ
なんて当たり前。
ですが、確実に一歩ずつ良くなりつつある傾向も見えています。
ただ、良くなっていくことを知るためには今の現状を知っておく必要もあります。
今の現状と今後、発表されている展開を紹介していきます。
フィリピンの通信会社
通信、といっても一般的に利用するインターネットには大きく分けて2種類あります。
- スマホの通信会社
- 家庭用インターネットの通信会社
スマホの通信会社
スマホの通信会社の有名どころは
- Smart
- Globe
- sun
- TM
などがあります。
フィリピンのスマホはプリペイドSIMカードが多く使われています。日本のように一定額を固定で支払い続けるというのはまだまだ少ないです。
サリサリストアなどで使用する分のロードを購入し、自分の使いたいプロモを設定します。
プロモにはかなり多くの種類があり、全てを把握するのは難しいほど!
20ペソ(約40円)のプロモ〜999ペソ(約2000円)のプロモまで、多種多様なプロモが存在します。
理由はケース・バイ・ケースですが、多くの場合は所得の低さや貧しさからきています。
「テキストとデータのみ使いたい」「電話だけを使いたい」「使いたい部分以外に払うお金がない」など様々なニーズに応えた結果、このような多種多様なプロモが存在するようになったのでしょう。
今後所得が増えていけば、一定額を毎月払うようなサービスも普及していくかもしれません。
契約者数は
- Smart(約6500万人)
- Globe(約6500万人)
とほぼ、この2強です。
家庭用インターネットの通信会社
スマホの通信会社の有名どころは
- PLDT
- Globe
- SKY cable
などがあります。
PLDT
フィリピン最大手のPLDTは日本で言うところのNTTのような会社です。
スマホの通信ではSmartと名前を変えて、通信を提供しています。(日本でいうとドコモのようなもの)
ただし家庭用のインターネットには
「対応が悪い」「回線が安定しない」など、苦労話を聞くことのほうが多いです。
ただ、PLDTは今後5Gにも力を入れようとしています。昨年にはこういった取り組みもありました。
この時点では料金プランやどういった拡大を見せるのかは発表されていませんが、今後PLDTのインターネット事情も変わるのではと期待ができますね。
Globe
少し前までは家庭用インターネットはPLDTが一番良いといわれていたのですが、Globeもどんどん家庭用インターネットでのシェアを伸ばしています。
19年3月末時点では170万世帯が同社のサービスを使っており、16年3月末時点の110万世帯から5割以上伸びた
また、Globeも2020年5月から5Gの展開を発表しています。
第5世代(5G)通信システムによる家庭用サービス「グローブ・アット・ホーム・エア・ファイバー5G」を開始すると発表した。東南アジア諸国連合(ASEAN)で、商用5Gサービスは初という。
マニラ首都圏パシッグ市、カビテ州、ブラカン州の一部で同サービスを開始する。通信速度は、利用料金が月額2,899ペソ(約6,000円)のプランが最大100メガビット毎秒(Mbps)。データ通信量は、最大2テラバイト(TB)となる。
今までのフィリピンのインターネットといえば、
- 遅い
- 接続が切れる
- 安定しない
というイメージがあったのですが、5Gが利用できるとなれば、今後そういった悪い印象は良いものに変わっていきそうですね!
SKY cable
フィリピン最大のケーブルテレビプロバイダー会社です。
そんなケーブルテレビの回線を利用したインターネット、SKY cable。
テレビ大好き!フィリピン人にはケーブルテレビがかなり需要があります。
ケーブルテレビの回線を利用している分、安定しやすいというメリットがあります。
ただし、あくまでも他の回線に比べれば…という程度。日本の回線のような安定性は期待してはいせません。
フィリピンのインターネットの今後
日本のインターネットを知っている日本人からすると、フィリピンのインターネットの不安定さや遅さにはかなりストレスがたまります。
ただ、インターネット事情はかなり悪い→良い方向に向かっています。
フィリピンのインターネット普及率も年々確実に増えています。
出典:世界経済のネタ帳
今後通信インフラが伸びていくことはほぼ確実。
グローバル化社会になっていくこの世界でインターネットが普及し安定していくことは経済発展でとても大切なことです。
今後もフィリピンの通信にはしっかりと注目していきたいですね!
フィリピンで投資、移住をしたいと考えているあなたへ
フィリピンでの投資は日本から行うとなると、様々な障壁があります。
移住での物件探しだってそう。
言葉の壁、法律の壁、土地勘のなさなど。
そんなフィリピンの投資事情に精通したハロハロホームなら厳選な審査を通過した優良なフィリピンの投資情報、不動産情報を多数保有しています。当然、様々な案件からの比較検討も可能です。
「フィリピンのコンドミニアムを買いたい・売りたい」
「フィリピンでの不動産がほしい」
「フィリピン株をやってみたいけど何から始めていいのかわからない」
というような、様々なフィリピン投資におけるご質問・ご相談を承っています。
詳細は会社のサイトに記載があるので覗いてみてくださいね。
URLはこちら(http://www.hallohallohome.com/)
コメント